2-A06 ソーシャルVRにおけるモーションキャプチャとプロシージャル制御の融合による一対多身体インタラクション手法
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2-A06 ソーシャルVRにおけるモーションキャプチャとプロシージャル制御の融合による一対多身体インタラクション手法
山岡 凌(明治大学),三武 裕玄(明治大学)
VTuberと視聴者の交流として,ソーシャルVR空間上での一対一の対面イベントや,生放送でのコメントに対するリアクションが存在する.しかし,前者は濃密なコミュニケーションが図れる代わりに一度に対話できる人数は少なく,逆に後者は視聴者のコメントの一方向的なコミュニケーションになりやすい.そこで本研究ではリアルタイムにモーションキャプチャしながらも身体動作の一部をプロシージャル制御したアバタと参加者で同時並列的に身体コミュニケーションが図れるシステムを構築した.インタラクションの一例としてハイタッチシステムを構築し,人間的な動作を実現するため,人の手先軌道を上手く表現できるモデルである躍度最小軌道を援用した.更に頭部と体の向きを参加者のほうに向くようにした.参加者の右手位置にプロシージャル制御したアバタの右手位置を追従させ,参加者の位置に応じてプロシージャル制御したアバタの向きを動的に変化させた.